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鎌倉関谷 ソムリエどんぐり頭の畑  本物のレストランづくりの為に!

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今朝は畑水びたしだったんで畝の間の通路には足を入れませんでした・・・農資材編

こういう日に歩き回ると土を鎮圧させてしまいますので、
すでに張ってあるトンネルについて説明します。
ビニールハウスと言いますが・・今日ではビニールやポリエチレン等から
POに変わりつつあります
リッチョーネはPO資材を使っています
穴あき トンネル 厚さ0.05mm 中は蕪の子供
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薄緑の押さえや骨組みは ダンポールといってFRPで出来ています
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みかど化成の ユーラック 商品名です ほら、太陽マークの中の農POの文字が
M は みかどマーク です
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これは穴なし すべて0.05mmを使います
播種したばかりの野菜達が中にいます。骨組みは9mmのダンポール
青色の押さえは7mmのダンポール
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下は裾をあげて換気&温度が上がり過ぎない様によくダンポールを斜めにさして
おきます 畑をよ~く見るとこんな風景に出くわすでしょう
そして、ダンポールの骨の部分は薄緑の9mm押さえの両サイドはブルーの7mm
よ~く見ると骨のアーチ(薄緑)より押さえのアーチ(ブルー)の方が少しだけ
幅狭く土に埋めています。押さえのアーチの高さは骨のアーチより低めです。
そしていずれも、土に張ってあるマルチの外側です。
一見マルチにさした方がより強くなるように思いますが・・
露地はいつも風が吹いていますんで、ダンポールが揺れて、
刺した穴が段々大きくなってしまいます。そこからマルチが剥がれてしまうんです。
 ここがポイントです。
中は 蚕豆  寒さをあえて感じさせています
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これは両端の結び方&骨組みの仕方 紐はなんでも結構・・杭は廃材の先を尖らせて
ハンマーで土に斜めに打ち付けます
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ここでポイントは できるだけ大きいアーチのトンネルを張ることです
露地はお天気で温度が急激に変わります トンネル内の容積を大きくしておいた方が
温度差少なくて済むからです  因みに、冬でも雲一つない晴天の場合、
裾をあげていない穴なしトンネル内は軽く50℃を上回ります
中の植物、一気に全滅する場合もあるんです
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だから リッチョーネでは、 ダンポールの長さ240cmですそしてPO幅180cm
土の中に刺さっているダンポールの長さ左右最低30cmずつになります。
これで最悪の天気でも大丈夫!
そして骨組みや押さえに使う ダンポールは 右から5mm、7mm 9mm  FRPで出来ていて
5年は使えます 風当たりのない畑は7mmで十分しかし雪が積もると潰れる可能性あり
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例えばビニール100%使用した場合+20%暖をとれます・・しかし裾をあげたり降ろしたり
次回まで剥いでたたんでしまったりすると硬化して割れてしまうんです
逆にポリエチレンの場合保温効果低く 
トンネルびっちり張っても中に霜が降りる時があります。
それから、雨のち晴れの天気の場合 トンネルの内側に一気に水滴の汗が付きます
その時に滴の落ちが真っ直ぐなのが ピニールやポリエチレンなのです
野菜にとっては迷惑な話です。
農POは水滴を内側に沿って流してくれます 。
それから 私達は畑作業 早朝からMAXでAM10時まで
夕方は早くてもPM4時について作業(冬はほとんど無理)なので
天気予報とは「にらめっこ」の日々なんです
これは前回紹介した、冬の好きな野菜にかける サンサンネットです
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日光透過率95%と高品質 100M2万円を越す高価な物です・・
がまず破れないし何度でも使えるので、無農薬派には、救世主です。
欠点は夏場雑草取りに時間を要する事、裸の露地畝より若干風の動きを妨げるので
ウドンコ病等 空中に浮遊している菌がつきやすいことの2点が挙げられます
飛来してくる虫は100%防御出来ますので、
(土の中にいる根きり虫&ヨトウ虫&こがね虫の幼虫は無理なので手で取ります)
こだわりの農家さんは持っていらっしゃる方多いです。
by riccione | 2006-12-15 11:12
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